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影・俳句



     野外のテーブルに置かれた朽ちかけたカリンの実
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<撮影者:to_shi_bo   撮影地:宝塚ガーデンフィールズ>




     凍鶴忌こころゆらげば影揺らぐ   to_shi_bo

         (いてづるき/こころゆらげば かげゆらぐ)

 草城忌のことを凍鶴忌ともいいます。
 日野草城の忌日は昭和31年1月29日です。昭和24年に
・高熱の鶴青空に漂へり
という有名な句を成しています。そこから「凍鶴忌」と呼ばれるようになりました。
 to_shi_boは草城が創刊した「青玄」に草城没後に入会。草城の「青玄」を継いだ伊丹三樹彦の弟子となりましたので、換言すると草城の孫弟子ということいなります。間もなくやってくる1月29日という日が微妙に心に動揺を与えます。
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by to_shi_bo | 2012-01-25 00:00 | 花・植物 | Comments(6)
Commented by mariko789 at 2012-01-25 12:44
こんにちは。
影をひいて、どこか淋しげなかりんですね。

>凍鶴忌こころゆらげば影揺らぐ   to_shi_bo

まさに草城さんの系列のお句と思います。
草城さんを偲ぶとし坊さんのお心を感じます。
私、草城さんは大好きです。句にそこはかとない色気と儚さがあって。

湯豆腐の浮沈を縫うて朱の箸
高きよりひらひら月の落葉かな
かんばしき黒珈琲や初しぐれ
伊達巻の朱のさえざえと火を埋む
炭の香のはげしかりけり夕霧忌
手袋をぬぐ手ながむる逢瀬かな

どれもこれも溜息・・・ですよね~~~
Commented by かさご at 2012-01-25 17:23 x
こんばんは 俳句の心が全くない私は俳句が頭の中で思考する事が全くできない私は俳句を作れる人は超人と呼んでいます、少し爪の垢でも飲んだら俳句を読めるようになりたいです、
Commented by to_shi_bo at 2012-01-25 21:11
★mariko789ちゃん、コメント有り難う御座います!

昭和21年の作に
・日野草城かくれもあらず湯の澄みに
というのがあります。
僕にとっては、草城とはそんな存在かもしれません。

参考までに、草城は次のような言葉を残しています。

・俳句は東洋の真珠である
・俳句は諸人旦暮(もろびとあけくれ)の詩である
・俳句は小文学である しかし軽文学ではない
Commented by to_shi_bo at 2012-01-25 21:11
★かさごさん、コメント有り難う御座います!

僕も最近は俳句を止めております。
止めているというのは、どの団体、サークル、結社にも入らず
じっとしているということです。
今回のように自分の撮った写真を眺めながら、ふっと浮かんだ
言葉を五七五にしたりして、悠然(?)と楽しんでいます。

俳人は超人でなく狂人かも、です~~~(笑
Commented by FantasyArt at 2012-01-28 15:19
俳句って、深いですね~。
お写真と、俳句がすごく合っていて、素敵です♪

Commented by to_shi_bo at 2012-01-28 17:46
★ FantasyArtさん、コメント有り難う御座います!

俳句は省略の詩といわれています。
省略しすぎると分からないですしね、厄介者です!

カリンの実の影を見ながら心の影を詠んでしまいました。
好き勝手にやっています~~~(笑